
~前回までのあらすじ~
雇い止め通告を受けた筆者。
不更新条項入りの契約書にサインをしてしまい、日記を始めたり労基へ電話をかけたりしますが、まだまだ解決への糸口は見えてきません。
無料相談では具体的なアドバイスはもらえない?
労働審判を見据えて動き始めたはいいものの、ネットには情報が少なく、具体的な策を講じるにはやはり専門家の助言が必須でした。
何とかお金をかけずに助言をもらえる所はないかと探してみましたが、なかなかそんな都合の良い機関は見つからず・・・。
労働局が行っている総合労働相談コーナーはおそらく労基と同じような回答だろうし、各団体が行っている無料相談窓口も、具体的な事情を説明しても曖昧な返答しかもらえなかったり返信がないという感じでした。
法テラスは、収入が少ない人の場合は弁護士や司法書士による無料相談も受けられるらしいのですが、労働問題を専門とする先生が担当してくれるとは限らないと聞き、やめておきました。
まぁ・・・無料で受けられるものって大体そんな感じですよね。
やっぱり裁判ってお金かかるイメージだし、中間管理職くらいの稼ぎがあって貯金もあるような人たちならまだしも、手取り20万もない自分には厳しいのかなー・・・なんて思っておりました。
弁護士ドットコム
でもある日、労働審判を体験した方たちのブログを見て周っていたら、弁護士ドットコムというポータルサイトがあることを知りました。
この界隈では有名なサイトなんでしょうか・・・大体皆さん登録していらっしゃるような。
会員登録(無料)をすると1人1回ずつ法律相談が可能で、全国各地の弁護士さんがそれに対して回答をしてくれます。
イメージでいうと、Yahoo!知恵袋の回答者を全員弁護士にしたような感じですね。
回答にベストアンサーをつけるか回答募集をやめると、また新しい質問ができるようになります。
筆者も労基に電話した数日後に会員登録して、いくつか質問をしてみました。
長文だとなかなか返答がこないようですが、質問内容を絞ってシンプルにしてみたら2,3日で具体的な回答やアドバイスをもらえたので助かりました。
筆者の場合、特に不更新条項にサインしてしまった事への対処法はめちゃくちゃ参考になりました。
離職する直前の時期に、また少し会社と面談やメールのやりとりがあるのですが、この時相談していたおかげでバッチリ言質を取ることができました。(→また別の記事で書いていきます。)
ちなみに有料会員(※月額330円)になると他の人への回答も見放題になるそうなので、1ヶ月だけ有料会員になって検索しまくるのも良さそうですね。
※2022年5月時点。
あとは、いざ交渉や裁判をするという段階になった時も、こちらのサイトで地域別・分野別で弁護士さんを探せるようになっています。
筆者が実際に依頼した弁護士さんも、こちらのサイト経由で見つけてアポを取りました。
労働問題だけでなく法律問題を抱えてるすべての方にとって有益なサイトだと思うので、ぜひ一度はチェックしてみてください。(無料だしね!)

ちなみに似たような質問を何度もしていると、弁護士さんの回答も雑になってくる気がします(笑)

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